個性をカタチ

ひとりひとりのワーク

サンアップの作業 ①洗い場編

2019年 08月 05日

作業

サンアップでは、大型ホテルなどの館内着や布団カバーなど5種類のクリーニングを行っています。

通称「洗い場」には、 30キロと35キロの洗濯物が洗える業務用洗濯機が5台あります。

家庭用洗濯機が5~7キロぐらいなので、30キロの洗濯機だと家庭の6倍、35キロだと7倍の洗濯物が一度に洗えてしまうんです!

日によって違いますが、なんと1日約45~50回ずつ洗濯機や乾燥機を回しています!


トラックで回収してきた汚れ物をワゴンに入れ、30キロか35キロに量り、洗剤を入れ、布団カバー,館内着などプログラミングされている番号を押します。

洗い終わったらきれいなワゴンに移し、今度は乾燥機へ。これも館内着用に決められた番号を押せばOK。

どの番号を押せばいいかは紙に書いてあるので覚えられなくても、見れば操作ができます。

汚れ物、洗った物は判別しやすいようワゴンの色が分けられています。洗濯機で洗ったら乾燥機へと、クリーニング作業をわかりやすく明確にし、利用者が主体的に取り組める環境づくりに努めています。

機械を触るのが好きな人、動き回るのが好きな人の特性を生かし、いきいき力を発揮してもらっています。



多少体力が必要ですが、女性の利用者も洗い場で作業しています。洗濯好きで家でたくさん洗濯をしすぎてしまうAさん。

洗剤や電気代、水道代がかかり、家庭では困り事になっていました。しかし、サンアップでは好きなだけ洗濯機を回せ、さらに工賃ももらえます!

お試しで洗い場に入ったところ、彼女の特性とマッチし、みんなから「がんばっているね」「作業の覚えが早いね」

と褒められ、やる気もアップしました。

洗い場