サンアップでは、個々人で畳む以外にもチームプレーで行う作業もあります。
3人1組になり、乾燥した布団カバーをテーブルに広げ、真ん中の人がファスナーを開け、協力して畳んでいきます。ファスナーを開けるのは、すぐ布団を中に入れられるようにするためです。
畳むアイテムを変えるとき、ズボンから先に畳むので、ズボンと上着を仕分ける作業が必要になります。そういうときも、気づいた利用者(職員)が自主的に仕分け作業を行います。また、畳むズボンや上着がなくなりそうになったら、気づいた人が補充もします。 そうすると、作業の流れがスムーズに進むのです。
テーブルの真ん中にズボンなどがあって取りにくいときは、お互いに取ってあげたり、周りの人が作業しやすいように気遣い合いながら取り組んでいます。
畳むことができない利用者も、荷物用エレベーターで1階からワゴンを上げたり、2階から降りてくるワゴンを受け取ったり、洗濯機に洗剤を入れたりと、その人ができることで力を発揮してもらいます。そういう補助的作業も欠かせない役割を持っています。
サンアップでは、ひとりひとりのワーク(仕事)を集めて「クリーニング」という形にして、お客さんに提供しています。