個性をカタチ

ひとりひとりのワーク

激動の一戦を制しルヴァン初優勝!

2019年 10月 30日

フロンターレ

先週の土曜日に行われたルヴァンカップ決勝。過去4回準優勝で5度目の決勝ということもあり悲願のタイトル獲得へ選手、スタッフ、サポーターみんなが願っている中、私も現地に応援しに行ってきました!

5度目ということもあり、さすがのフロンターレ。選手紹介からフロンターレらしさで会場を盛り上げボルテージもMAX!!
応援席のコレオも素晴らしく綺麗でした。

試合はというと両者引かずの攻防戦。
優勝へ先制点が欲しかったフロンターレでしたが苦しくも前半10分に札幌に決められてしまいます。しかしながらフロンターレの攻撃はさらに良化しチャンスや決定機を作っていき前半ロスタイムに阿部選手による待望の同点弾が叩き込まれました。実はこのゴールは決勝5回目にして初得点。やはりここぞで決めてくれるのが阿部ちゃんで頼りになりますね。

後半も両者引かず、気づけばもう終了間際でした。大島選手からのピンポイントクロスにキャプテン小林選手が落ち着いて決め逆転!!!後半43分でした。
サポーターで勝利の歌も歌いだし優勝目前のラストプレー、まさかの失点により再び同点に追いつかれてしまいそのまま試合終了。延長戦へとなりました。
これが決勝であり優勝する難しさだと改めて実感させられたシーンでした。

振り返ってみるとドラマの繰り返しで見ている側も感情が揺さぶられましたね(笑)延長戦ではまさかの谷口選手が退場。そして直接フリーキックで逆転され絶体絶命のピンチ。10人となってしまったフロンターレ。数的不利の中諦めずに攻め続ける姿に声援もますます大きくなっていたように感じました。そしてやっぱりここでも見せてくれましたキャプテン小林悠!コーナーキックのこぼれ球のシュートに最後合わせて再び同点!!!
客席を見ればもう泣いてる人もちらほら、激震の埼玉スタジアム。そして延長終了。勝負の行方はPK戦へ

互いに引かず三人目まで両チーム成功。そして4人目のキッカーに車屋慎太郎選手。プレッシャーがかかる中、蹴ったボールはクロスバーに当たり外れてしまいました。下を向きながら戻る姿にキャプテンがすぐに駆け寄り声を掛けます。一方札幌は成功したため一歩後退してしまい最後の5人目に。フロンターレは家長選手が落ち着いて決め、決められたら負けという運命の最後に。全員でキーパー新井選手に声援を送ります。固唾を飲んで見守る中、見事にファインセーブで絶体絶命のピンチから振り出しに戻しました。車屋選手も思わずガッツポーズ!勝負の行方はサドンデスに、、、
フロンターレは長谷川選手がプレッシャーをものともしないコースへ蹴り成功。札幌の選手は外せば負けという大プレッシャーがかかります。放ったシュートはキーパー新井がキャッチ。その瞬間フロンターレの優勝が決まりました!
車屋選手はその瞬間、崩れるように倒れてしまいました。その姿にメンバーも駆け寄り、喜ぼう!笑え!と立ち上がらせようとするシーンは目頭が熱くなりましたね。

後のコメントでは「ほっとしてます、声をかけてくれた仲間に感謝してます、すごい励みになって、最後までチームメイトを信じようと思った」と語っていました。
チーム・仲間の存在というのはとても偉大で、そして車屋選手の信じぬいた結果目の当たりにして改めて仲間を信じる大切さを実感しました。
フロンターレはサッカーだけでなくいろいろなことを改めて感じさせてくれ、教えてくれるチームです。

各メディアでもとりあげられ歴史的な試合となりましたね。小林悠の男泣きを見て私も感動して泣いてしまいました(笑)

本当に最高のチームですね。フロンターレ優勝おめでとう!

また、決勝という舞台で素晴らしい試合をしてくれた北海道コンサドーレ札幌ともまたタイトルをかけて戦いたいですね。それにしても札幌のキャプテンでフロンターレにもいたことのあるの福森選手は本当いい選手で半端ないですね(笑)